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2023/04/10Blog

WBC2023

新型コロナの影響により、開催が2年ずれ込みましたが、久しぶりにWBCが開催されました。
開催がずれ込んだことにより、選手の世代交代が進み、年齢が若い選手が比較的多かったと思います。
1次ラウンドは東京で、中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦。
鈴木選手のケガでの参加辞退や、栗林選手の途中離脱、源田選手の骨折等色々なことがありましたが、
ヌートバー選手が来日したときの「たっちゃんTシャツ」から始まり、普段は大谷選手専属の水沢通訳も通訳だけでなく
普段のメジャーリーグで得た相手選手の情報を共有し、ベンチ入り、チーム一丸となって戦うムードが盛り上がっていました。

毎日わくわくしながら観戦された方も多いのではないでしょうか。

私は特にチェコ戦が見ていて楽しかったです。
野球人口が少なく、それぞれ普段は他の仕事をしている選手ばかりで、予選を通過してWBCに参加し、
野球ができることが楽しくてたまらない、という感じがひしひしと伝わってきました。

準決勝のメキシコ戦は、特にドキドキしました。ストレート160㎞超の速球で佐々木選手が頑張っていましたが、
侍ジャパンの3者凡退が3回まで続いた4回表に2アウトランナーなしから、連打、最終的には3ランホームランを
打たれて追い掛ける展開。

8回裏はランナーをため、代打山川選手の犠牲フライで1点追加しましたが、逆転できず。
負けたらそこで終わりの勝負。見ている私も焦ってきました。

9回、先頭バッターの大谷選手は、初球から打ってツーベースヒット、2塁上から雄たけびを上げてチームメイトを鼓舞、
続く吉田選手ファーボール、ここまで不振が続いていた村上選手が、ここぞの場面で特大逆転サヨナラヒットを放ってくれました。

大谷選手を追い抜く勢いでホームに戻ってきた代走周東選手の足がすごかったです。これで3大会ぶりの決勝進出となりました。

この激熱の戦いは、その後WBCの「歴代ベストゲーム」に選出されたそうです。

決勝はアメリカ戦。負けないために両チームともに投手をどんどんつぎ込んで、
乱打戦になるかと思われていましたが、ひりひりする投手戦に。
2点差で逃げ切りたいところで、8回はダルビッシュ選手が登板。
ホームランは打たれましたが1点に抑え、9回はDHを解除し大谷選手が登板。
チームメイトのトラウト選手と激熱な対決となりました。

もう映画、漫画のような展開・光景で、空三振で勝利した時は思わず拍手していました。

振り返れば全勝優勝。国別防御率が圧倒的によくて、盗塁も多かった。
侍ジャパンチームとして、個々の役割をしっかり果たす、徹する。
先発メンバーだけでなく、控えている選手もみんな同じ姿勢でチーム一丸となっていました。

また、相手国チームへのリスペクトも忘れていなかったところが、見ていて気持ちが良かったです。

選手の皆様、お疲れ様でした。

多くの方が熱狂したWBCが終わりました。また3年後、楽しみにしています。

K.Hayakawa

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