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2019/12/25Blog

ドライブレコーダーの必要性

先日、業界資格のセミナーに参加してきました。
普及してきたドライブレコーダーで防ぐことのできるトラブルや日頃の注意点などをグループワークで確認しました。
正直に言いますと、今まで私の車にはドライブレコーダーを装着していませんでした。
最初、装着するかどうか悩みましたが、「普段の様子や会話も全部録画されて恥ずかしい」という気持ちの方が勝り、装着しないまま時間が過ぎてしまっていました。
しかし、あおり運転や一方的に外部から攻撃された事件のニュースなどを目にする度に、「私に同じことが起きたら証拠となる映像がない」ことに不安を感じていました。
ドライブレコーダーには、事故の発生状況、事故前の行動経緯、普段の運転状況などが記録されます。
映像が有効なのは、事故の際の信号の色や一時停止をしたかしていなかったか、ウインカーを出していたかどうかなど、事故の相手と認識・主張が異なる時、あおり運転の被害に遭った時等です。
だからこそ必要となる時に映像が撮れていない、ということがあってはいけません。
映像が撮れていない原因として、元々カメラの撮影範囲が狭かったり、メモリーカードのトラブル、電源・取付不良、管理不足による場合があります。
カメラは前方だけでなく後方も撮影できる物、カメラの水平画角は100度以上の物を選択する、エンジン動作中だけでなく、駐車中の当て逃げや落書きに備え振動等でも映像が残すことのできるタイプ、メモリーカードは容量の多い物を選択し、日常的に電源やランプ等の動作確認を行い、必要な時に確実に映像を残せる状態にしておくことが必要です。
ドライブレコーダーのメモリーカードは、繰り返し上書き録画されます。消耗も早いので安いものではなく、しっかりしたものを準備し、買い替えも忘れずに行わないといけません。
運転中の常時記録は、どんどん上書きされ、古い映像は消えていきます。事故の時のイベント記録は、短い映像が長く残ります。事故の際は映像の確保が必要となるため、そのまま運転し続けて後日確認したら上書きされてしまっていたようなことがないようにしなければなりません。セミナーではドライブレコーダーの事故映像を視聴しましたが、一度見ただけでは分からない情報が満載でした。何度もじっくり見て分かることもたくさんあり、有利不利と簡単に思わずに、しっかり映像を確認して正しく把握することが大事だ、と改めて感じました。
事故が起きた時には気が動転してしまいがちなので、いざという時のためにどう行動すべきかも事前に考えておきたいものです。
自分を守るため、早速しっかり選んで、ドライブレコーダーを購入・装着しようと思います。

K.Hayakawa

 

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