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2019/04/08Blog
新元号 「令和」

先日、平成に代わる新元号『令和』が発表されました。
元号は『大化』645年から『平成』まで247もあります。
これまでの元号は中国の古典に由来してきたとのことです。
日本の元号なのに外国の古典から決定するのは日本人としては嫌な気持ちです。
今回の『令和』は日本の古典(万葉集)から引用した初めての事だとのいわれてます。
新時代への願いを示す元号に悠久の歴史や四季折々の自然など
『日本の決して色あせる事が価値』を反映させたいと思いがあると言われてます。
『令和』の典拠を見ますと。
出典『万葉集』巻五、梅花の歌三十二首併せて序
引用文 初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
書き下し文 初春の令月にして、気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす
語訳 時あらたかも新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う
白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている。
このような古典の中から生まれた新元号ですので平和な新時代になる事を祈り
自らも築いて行かなければならないと思います。
K.Kojin